埼玉県秩父の出張撮影カメラマン、持田カメラです。
昨年になりましてから、動画の撮影と編集のお仕事をちょうだいするようになりましたので、よっしゃやってみるかと、編集ソフトの勉強をやるようになりました。
さかのぼること7年前に制作したモーションフライヤー
今から7年ほど前に、After Effectsを使ってモーションフライヤーを制作しました。
モーションフライヤーとは、クラブイベントを告知を目的としたチラシのことを「フライヤー」なんて言ったりしますが、それの動画（Motion）版、というものです。
出だしがいきなりサビという爽やかな楽曲で、そこから30秒の音源をレコード会社よりお預かりしてリズムに合わせ、文字や写真に動きを与えました。
使用したのはCC Particle World、CC Light Sweep、CC Scatterize（たぶん）
はじめは、音楽と画面の移り変わりはバラバラでしたが、ノリの良いハウスミュージックなので、音楽のレイヤーに印をつけて、その印に合わせて画面を移り変わるようにし、画でも伝わるグルーヴ感を出したのを覚えています。
やったことないけど、このソフトを使ってあれやこれやということをやれば良いんだと言うことだけはフィーリングでできそうだと思っていたので、「やったことないけどできるよ」と、言った感じでこなしたのを覚えています笑。
長瀞町地域おこし協力隊企画の動画撮影・編集で花が開く(笑)
昨年は、地元で地域おこし協力隊として活動している隊員さんが企画・制作する動画の撮影、編集を行うことになりましたが、当初は（今も少しだけ）After Effectsまつりでした。
当初、この画面からスタートすることを想定しましたが、動画に動きがないと勢いがつかなくて面白くないだろうと思ったので、
「ベジェワープ」というエフェクトを使い、あらかじめ動画の１フレーム目を切り取り、切り取った画像に対してエフェクト処理を施して違和感のないように仕上げました。
なにかが動く系のエフェクトを使用するときは、ゴール地点を先に決めておいて（フレーム最終店でキーフレームを打つ）、フレームを頭の方に移動させてエフェクトを動かします。こうすることによって見た目や挙動がおかしくなっているところがほとんどの場合ありますので、チェックするのに良いでしょう。
スマホ画面「風」のノンエフェクトエフェクトで苦労する。
この画面から、Instagram風のスクロール画面をAfter Effectsで表現します。
送っていただいたのはスマホ画面のスクリーン画面だったので、スマホアプリ（Instagram）を操作しているような動画にしたいなぁと思って考えてみました。
コレはエフェクトを使っておらず、マスクとキーフレームを使って編集しています。
いただいた素材はそれぞれバラバラで、スクリーン画面に色々写り込んでいた（時刻や通知アイコンなど）ので、Photoshopでそれらを削除して、整理して、空白画面を含めて4画面ぶんの縦に長い画像を作りました。
長すぎる画像はマスクで覆い、キーフレームを打って、「ここまで動いて、、はい止まって！」という操作を4回繰り返します。
人間が操作してるっぽく、1画面スクロールが終わるごとにちょっと動きが穏やかになる操作（イーズ）をかけたかったのですが、そうするとマスクしたところが動いちゃうか、マスク内の画像（スマホ画面）がじわじわと動いていしまうので、あまり凝ったギミックはしないようにしました💦
もっといい方法があると思うのですが、今の所こういうエフェクトしか思いつきませんでした(T_T)
スマホが一旦ひっこんで、またこっちにやってくるシーンにはすこしだけこだわりまして（わかんないだろうけど）
大きさ「スケール」にのみ、動きにニュアンスが欲しかったので、イーズをかけました。何回も何回も試行錯誤のすえ、引っ込んだら少し下に下げて、画面いっぱいにロゴが飛び込んでくるような編集をしました。
オブジェクトに複数の関節をつくって生きているように見せる
すっかり馴染み（？）になってきた、このロゴ。
地元のとれたての野菜を新鮮な状態でお客さんのもとへ届けるということで、新鮮な野菜、新芽をイメージしたロゴにリニューアルされましたので、パペットツールを使用して、彼らに生命を吹き込みますが、これが大変でした（喉元を過ぎればなんとやらですが）
Illustratorでできたロゴデータの一文字ずつをレイヤーでわけたものと、ロゴの一文字ずつが正しい位置に並んだ画像データを用意し、画像データの上に「T」「o」「r」「o」「c」「o」「l」「o」それぞれの文字データをレイヤーのサイズ(それぞれの文字の大きさ)として取り込むと、中央に集まってしまうので、下に伏せたレイヤーのとおりに並べます。
その後、パペットツールを使用して一つ一つ、関節をつくって動かしてあげるのですが、コレが大変でもあり楽しくもあります。
コツは、ケツにキーフレームを最初に打って、最初のフレームに戻って色々やる。です。
色々やって出来た動画がコチラです。
持てる武器を思いっきり、ふんだんに使って、日々成長を続けます。これからもご期待くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
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