クリップオンストロボで集合写真を極める

埼玉県秩父の出張撮影カメラマン、持田カメラです。
今回の投稿は、クリップオンストロボで集合写真を極める、そんな記事になります。

とにかく、「低ISO感度、絞ってフル発光（に近い光量で光らせる）」

現場の時刻は午後1時。ほぼ順光で顔や首に大きく影が落ち、こりゃあどうしたもんだろうかと思い、思いついたのはこれです。

フォーマルな集合写真になると室内で、400Wsぐらいのモノブロックストロボ1灯でなんとかなるものですが、外での出張となると、重たい機材をえっちらおっちら運ぶわけにも行かず、できるだけ光量の大きなクリップオンストロボを使用して撮影してみたい。ということで、思いつきました。

キヤノンのクリップオンストロボ、600EXII-RTを2台と、ST-E3-RTを使用して日中シンクロでストロボをフルに活用します。

このストロボのガイドナンバーは60。これはストロボの照射角200mmで、ISO100にした場合にガイドナンバー60という数値が出るのですが、被写体たまでの距離とレンズの焦点距離など難しい計算をしないと正確な数字は出ないのですが、とにかく光らせて影を潰せば何でもいいので、とりあえず設定して試してみます。

ST-E3-RTには、ストロボの照射角を設定することができないので、600EXで照射角を設定させる必要があります。集合人数によりますが、50mm～70mm程度まで設定します。

晴天だったのでISO感度は200。絞りは11ぐらいにしました。

ストロボは2台使います。光は集めれば集めるほどその大きさは大きくなり、1台よりは2台、2台よりは…と言いたいところですが、2台で多分大丈夫です。

1台でも十分ですが、チャージ速度諸々を考えると、2台使ったほうがそれぞれのパワーは半分になり、効率的に使えるだろうと思って、こんなかんじにしてみました。

それらをまとめるブラケットはアマゾンで、ライトスタンドは銀一のものです。肉厚なステンレス製でかなり役に立っています。今回は車に積み込めたのですが、修学旅行が控えていますので、これらを入れるケースをこれからビックカメラで散財してきます。

それで撮影した写真がこれ！

と言いたいところなのですが、クライアントワークですのでお店することができないのですが、以前公開したYouTube動画でこのやり方について解説していますので、こちらをぜひご覧ください。

記事はここまで。
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