埼玉県秩父のカメラマン、持田カメラです。
昨年末、360度カメラの2台目を導入しました。
THETAを持っていたのだけど色々あった
実は、2020年に一人10万円のコロナ給付金をいただいたときにコレを購入していました。
当時としては一番大きい1インチセンサーを積んでいたので暗いところでの撮影にはとても役に立っていました。
しかし、内臓のストレージが19ギガのみ(後に51GB内蔵のものやmicroSDカードスロット搭載のものが発売されました)だったり、動画撮影については5分のみ(5分撮影が終わったところで切れちゃう)、バッテリーの持ちもあまり良くなかったりと普段の持ち歩きには弱点が目立ったので、飲食店や旅館の内観撮影以外はあまり持ち出していませんでした。
360度カメラの楽しさを伝えたかったけどサービスの終了と変更が激しかった
一時、LINEで360度カメラで撮影した写真を共有して楽しむことができたり、THETAのSNSみたいなので<iframe>タグを使った外部埋め込みができるなど、SNSを通じて360度写真を楽しむことができていましたが、LINEでは2024年のアプリバージョンアップによって終了、THETAにいたってはサブスクリプションサービスでのみ外部埋め込みが可能になったりと、ハードは入手しやすくなった反面、ソフト面、とくにPCの大きな画面での楽しみ方について極端にハードルが上がってしまいました。
かなり裏テクですが今のところ、Googleマイビジネスの写真ギャラリーに取り込んだ写真を<iframe>タグをつかって、こういったWebサイトに埋め込むことができます(こういった使われ方はGoogleが想定してないかも)。
WordPressでは、「Panorama Block – Display 360-Degree Panoramic Views – WordPress プラグイン | WordPress.org 日本語」プラグインで閲覧可能です。
また、360度写真を商用利用にすることが、GDPRの関係でNGなのも、楽しさを伝えることができなかった原因の一つでもあります。
いっぽう、スマホでの静止画から動画を編集したり、ArashiVisionのInsta360といった、海外勢力のアプリの開発能力や360度動画をアプリで編集できるようになったりと、スマホのスペックアップにあわせて動画の認識能力の向上などもあいまって、Insta360 Xシリーズの魅力がどんどん上がってまいりました。
そういったところで企業案件が舞い込んできたところもあり、Insta360 X5を購入しました。
静止画もいいけど動画が最高!
最大8Kの360度動画を撮影することができますが、5.7KでもフルHDまでの動画でしたらあまり破綻することなく編集、書き出しができます。
驚くべきはその音声の集音能力。
長瀞アルプスの動画ではほとんど無風だったので、自分の声がピンマイクで収録したかのごとく、とても良く収録できていますが、動画のエンコード時にグラフィックボードが5年前のものだったので編集もエンコードもエンコードのアルゴリズム?が一昔前のものだったのであまりキレイではありませんでしたが、赤城山の動画(下)ではグラフィックボードも現行モデルのものを使用し、プレビューもよく追従してくれて(とは言え、プロキシ編集は必須かも)、PCでの編集には全体的なシステムのアップグレードを行うことをおすすめします。
スペックについては、以下のとおりです。
- CPU
AMD Ryzen7 4750G - GPU
GeForce® GTX 1660 SUPER OC 6G から
ASUS DUAL GeForce RTX 5060Ti GDDR7 16GB OC Edition へ換装 - メモリ 32GB
縦動画にしても編集、書き出しが可能でInstagramやYouTubeのショート動画にしても良さそうです。
動画は編集すればOK。写真は共有するのにクセがある。
動画はPremiere Proなどで編集ができるプラグインがInsta360のサイトからダウンロードが可能で、Premiere Proのエフェクトの一覧からこのプラグインを選択し、パン、チルト、ロール、ズームイン、ズームアウトなどがキーフレームの操作をすることにより編集が可能です。
スマホの場合は、Insta360アプリで使いたい動画や写真をスマホに取り込めば、AIが編集してくれます。音楽やエフェクトにのせてかなりいい感じで編集してくれますので、初心者にはおすすめです。
写真の編集にはかなりクセがあるワークフローで、
THETAの場合
- Lightroom Classicに両眼で撮影されたDNG(RAW)を直接読み込む。
- マスクで円形の範囲を選択して現像作業
- DNGがあるファイルと同じフォルダにJPEGで書き出す。この時にRICOH THETA Stitcherという、写真のてっぺんを設定したり、両眼の画像をどこでつなぎ合わせるかを設定するを自動的に立ち上げるように編集。
- RICOH THETAアプリを立ち上げて自由な視点を動かす
- キャプチャ
キャプチャをするときは、ディスプレイの解像度に依存するので注意が必要であるのと、ちょっと画質が悪くなる、スクショと同じような挙動になります。スマホアプリも同様です。
Insta360 Xの場合
- 好きな場所にDNGを格納
- Insta360 Studioに両眼で撮影されたDNGを平面のDNGに変換(ファイルサイズが4倍ぐらいになるので注意)
- Lightroomに取り込んで編集し、解像度を変えずにJPEGに変換
- 変換したJPEGを自由な視点に動かす
- 書き出し
書き出すときに、解像度を自由に変えることができるのも、このソフト(Insta360 Studio)の良いところだと思っていますが、このソフトでRAW画像が編集できれば良いのですが、JPEG画像のみ編集ができるようです。
どちらもパソコンの知識がないと楽にはできませんが、
360度カメラでできること 提案
宿泊施設、飲食店など
撮影した写真は、ご自身がビジネスとして取り組んでいるGoogleマイビジネスの写真ギャラリーに取り込めば、お部屋やホールなどの360度写真を見ることができます。
添乗員さんや宴会、イベントの幹事さんなどに参考になるようなデータを知ることができます。
個人で楽しみたい
個人で楽しみたい方は、360度の動画や写真を撮影し、スマホに取り込んでリールやショート動画にしたVLOG動画を作る事ができます。
お一人でも、カップルでも、お友達どうしでも、「そこ」にいたことをシェアできます。
他人とは違う写真や動画を撮影したいアンテナの高い皆さんにはおすすめだと思います。
Facebookでも、360度写真を投稿したあと、スマホを動かしたり指でスワイプしたりして自由な視点の画像を楽しむことができますが、iPhoneからの投稿には対応していないようです。
PCのみの機能のようですが、閲覧自体はどちらでも楽しむことができます。
記事はここまで。
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