おはようございます。埼玉県秩父のカメラマン、持田カメラです。
夏の時期はフリーカメラマンにとっては耐え忍ぶ時期とでも言うのでしょうか・・・面白いほど仕事がなくなります😅こういうときはストックフォト撮影です。
と言っても最近は青空がなくて、なかなか「映え」の風景は撮影できませんが、家から車で10分走らせると、こんな景色が広がります。
ホントは抜けるような青空を撮影したかったのですがこの時期はそうもいきません。雨が降った次の日、空気中のチリも洗われたタイミングを狙えば良い青空が狙えるのですが!
…と、そう言えば、先日、サーキュラーPLフィルターなるものを購入しました。
こちらはショーケース内に陳列された商品を撮影するために購入しました。
というのも、ショーケース内に陳列された商品を撮影するためには、ショーケースに写り込んだいろんなものの映り込みを低減させるためにこの、PL(=Polarized Light(偏光))フィルターを使うのですが、そもそもPLフィルターとは、かんたんに説明しますと、光の反射する方向を自由自在に操れるようにするためのもので、この、ガラスに写り込んだ景色に注目してください。
これが
こうなるんです。ふしぎでしょ。
ただ、これを装着すると露出が2段分、落ちてしまうので、シャッタースピードを遅くするか、ISO感度を高くするかどちらかになると思います。
冒頭の写真は、このPLフィルターを使用し、RAW現像を行ったものです。
これまでの経験上、青空を撮影しょうとすると、どうも白っちゃけた眠たい写真になってしまいますが、このPLフィルターを使用することにより、空がきりっとして、緑も一段と濃い、鮮やかな風景写真を撮影することができます。
あと、露出にもすこ~しだけ、余裕ができて、現像もやりやすくなります。
PLフィルター 使用想定シーン
- 風景写真
- (ケースバイケース)川底を撮影したい
- ガラスの映り込みを軽減したい
と言った場合にこのフィルターを使います。わかりやすい事例を紹介しようとしたのですが仕事の写真でしたので、上の2枚で勘弁してください😅
PLフィルター 使い方
このフィルターは目には見えない線の入った2枚のガラスを使用しており、フィルターのリングをくるくると回すことで光の反射をコントロールするものですが、使い方があります。
- くるくると回す方向は、ファインダーを覗きながら時計回りに回すこと。
- フィルターの取り付けるネジの方向が時計回りとなっているためで、反時計回りにフィルターをくるくる回してしまうと外れてしまい、最悪落下して壊れます。
- フィルターを直射日光に長時間当てない。
- フィルター面が劣化し、効果が薄れてしまいます。ただ、普通に使っても2~3年とかで寿命が来てしまうんだそうです。
- 指紋がついたらホコリのつかないものでケアする
- こちらも劣化の原因になります。私の場合はHAKUBAのLENSPENを使っています。これもめっちゃ便利です♪
下界は酷暑でも長瀞はマイナス5度(あくまでも体感ですが)
長瀞町の標高は約130メートルですが、峠から一本入ったこちらの林道は約400メートル。これだけでもかなり違います。涼しい風がず~っと吹いていて、気持ちのいい涼みのスポットです。
ただ、道が狭くて野生動物もいたりするので注意が必要ですが・・・