サイトアイコン 持田カメラ(持田寫眞事務所) 埼玉県 秩父・長瀞の出張撮影カメラマン

元気をなくしている方へ。

 こんばんは。埼玉県秩父のカメラマン、持田カメラです。

 ありきたりな言葉で片付けてしまって大変申し訳ございませんが、
このたびの台風21号と平成30年北海道胆振東部地震で被災された皆さまに心からお見舞い申し上げます。

 8年前の東北地方太平洋沖地震のとき、日本じゅうがはじめての体験をし、悲壮感に飲まれながらも一生懸命生きていくなかで、「がんばらなくちゃ」と、体を無意識にフル回転させてしまって、目まいがしたり、心臓がバクバクして体調不良になった方もたくさんいらっしゃったと思いますし、今ももしかしたらそうなっている方もいると思います。

 そこで、当時、会社に勤めていた人生の先輩から、このようなメールをちょうだいしましたので、一部加筆し紹介させていただきます。

元気をなくしている方へ。


—————————————- 
私たちは震災(災害)体験やニュース映像からのショックにより、 脳内はアドレナリン過剰になります。 
言葉は悪いけど、軽いヤク中、みたいな症状になります。 

・身体がふらつく。 
・身体を感じが鈍る/敏感になる 
・オリエンテーション(見当識)の感覚を失う 
・エネルギーがない/ありすぎる 
・状況に対して不適切なほどに情動的に反応する 
・睡眠が不規則になったり、悪夢、寝汗をかく (回復、休息がなかなかできない) 

これらの症状は、ショック・PTSDに一般的に見られるものです。 
事故発生から数時間後~12ヶ月内に、徐々に表面化してきます。 
これらを正しく理解すること、 「自分はショックに飲み込まれている状況だ」と理解することは、 これを克服するのに、とても助けになります。 

安全が確保された上で、以下のことを行ってみてください。 

1)水分をとる: 
      体内のアドレナリンを薄める 
2)身体の感覚をもどす: 
      全力で手で壁を押す(15秒間、息をしながら) 
      顔や身体全体を手でぱたぱた叩く 
      身体を温かく保つ 
3)誰かと接触をもつ 
      コンタクトは大事 
4)体験を話す 
      「どんな風にして、生き延びたのか」 
      とっさの事態で、どんな判断をして今にいたるか 
      体験を話してもらう。 
      話を聞いている人は、その時の状況/情動/特長などを 
      なるべく聞き出すようにする。 
      『あなたはそのリソースをもっているんですね』 
      『そのパワーをもって、生きのびることができたんですね』 
      と力づけてあげるように。 

日本中、みんな全員が怖い思いをしています。 
実際に地震の揺れを感じなくても、ニュースを観ただけで 
ショックに飲まれています。 

回復しなかったら病院へ

 上記のアドバイスはあくまでもアドバイスであるため、ほんとうに体調が悪いときは、上記の記事は参考にせず、あわてずに病院やお医者さまへ適切な診療を受けてください。

モバイルバージョンを終了