新年明けましておめでとうございます。
埼玉県秩父のカメラマン、持田カメラです。
今回も、年明けの旅行はJR東日本の発行する「休日おでかけパス」を使用し、小田原まで行ってまいりました。
休日おでかけパスは昨年のブログでも紹介したとおり、埼玉、群馬、栃木、山梨、千葉、東京(全線)、神奈川にある一部のJR線、りんかい線、東京モノレールに乗車できるきっぷで、購入のポイントは「購入した駅から営業キロで71キロ」を超える距離を乗りたいときに、また、地方交通線に乗るときは運賃計算キロで65キロを超える距離を乗りたいときに威力を発揮します。
旅のお供はこの二人
昨年末に購入した、キヤノンEOS 6D Mark IIに、TAMRON SP 24-70mm f2.8 Di VC USD G2 model G2を取り付けて、出発しました。ここからの写真は、すべてこのカメラとレンズにより撮影いたしました。RAWで撮影し、Lightroomで色調補正、レンズ補正をしています。
埼玉北部、児玉郡上里町にあります「神保原 じんぼはら」駅。埼玉県最北端のこの駅からスタートします。
この神保原駅から神奈川県の小田原駅までは営業キロで174キロとなり、IC運賃は3,024円。このきっぷのお得感、ハンパないです。
行田~吹上あたりから見える富士山。もっと近くから見られる街に行くんだと思うと感慨深いものがあります。
今回乗車した上野東京ラインは品川で東海道線(上野東京ライン)へ乗り換え。小田原まで向かいます。
川崎あたりで気づいたのですが、この日(1月2日)は、箱根駅伝の往路が行われる日。小田原では第4区の選手たちが駆け抜けるということで、その情報を知らなかった(忘れていた?)ので、ちょっと楽しみに感じました。
小田原駅に到着しました。3時間ぐらいの電車旅でしたが、山手線、京浜東北線、東北本線(複々線)、常磐線の「複々複々複線」という、この辺ではめったに見られない、一番レールの敷かれた区間を走ったり(一瞬だけ京成本線と東北新幹線の複々複々複々複線になる)、各種の車両基地の脇を通るので、「鉄」の皆さんにはオススメだと思います。
お堀端商店街です。小田原城ゆかりの人物の家紋が散りばめられ、「粋」を感じます。
景観を配慮してか、このあたりの看板は白で統一されている印象があります。
小田原城です。
数年前に「平成の大改修」を行ったそうです。城自体はとても小さいのに難攻不落の城と言われたのはなぜなのだろうか、事前学習と後学が必要でしたね。
展示物は平成27年7月から平成28年4月にかけて 「平成の大改修」が行われ、耐震強度の向上や展示物のリニューアルなどを施したようです。
しかしこの上の写真を見ただけではとても城の中とは思えない、きれいになっていました。
最上階では武士の守り神「摩利支天」像が安置され(撮影禁止)、本来の城の姿を再現しているそうです。
5階、最上階からの見晴らしです。本来、高欄はありませんでしたが、50年前の改修工事時に市からの意向を踏まえたものだそうです。
ここまで登ってくると海から吹いてくる風がとても気持ちいいです。この日の地元はとても寒かったですが、ここまで降りてくると一足早い春を感じさせます。
「中野七頭舞」は岩手県の岩泉町に伝わるお神楽だそうですが、躍動感があり、元気の出る踊りを見学いたしました。「あしがら遊びの学校」と岩手県岩泉町との交流によりこのお神楽をこの場で披露しているのだそうです。ちなみにこのお神楽やお囃子を披露しているのはあの「ういろう」の駐車場です。
そうこうしているうちに、この後ろを走っている国道1号線がざわざわしだしました。箱根駅伝の往路第4区を通過する選手たちを応援しようと、お客さんが歩道に集まりだしました。
ウロウロしているうちにどんどん増えるお客さん。
東洋大学の大学応援団といっしょに、沿道を走る選手たちを応援しました。
後半へ続きます。