「休日おでかけパス」を使ってひとり旅してきました。

埼玉県秩父のカメラマン、持田カメラです。

1月2日、なが~い正月休みを利用して、日帰り旅行してきました。

昨年は大風邪を押しての「下田」

下田 白浜海岸

昨年は、前日に38度の高熱が出てしまって、旅行自体をキャンセルしようかと思ったのですが、前年末に予約したホテルがあの「下田プリンスホテル」で、4人部屋を一人で素泊まりして宿泊費用なんと2万円超えのいかにも正月らしいプランを予約していたので「気合で」風邪を治したのはいい思い出。

翌朝、出発日には以外にもケロッとしていたので、西武秩父線「芦ヶ久保」を始発で出発し、9時ちょうどに東京駅を出発する特急「踊り子」105号で行ってまいりました。熱海までは東海道本線。そこから先は伊東線と伊豆急行線を使い、片道2時間45分の鉄道旅でした。

1月3日出発ということもあり、踊り子号の指定席はガラッガラで、しかも山側の席でしたので、最後のほうは海側の席を独り占め。

昨夜までの体の怠さや苦しさは消えました。

しょっちゅう、太平洋側では湘南方面で日暮れを見ていたのですが、下田では朝陽がとてもきれいだということで、朝早起きしましたが、本当に良かったです。ビーチも「白浜」という名前がつくぐらいのサラッサラの砂浜。今度は夏に行ってみたいものですが、夏は夏で混むんだろうなぁ…

2018年は「房総」

今年は房総方面にしようと、昨年のある飲み会で決めました(笑)今年は家でゆっくりしていようかと思いましたが、9連休も家でゆっくりするなんてもったいないですよね。

今回は日帰りにしようと思い、JR東日本の発行する「休日おでかけパス」というフリーきっぷを購入しました。

このきっぷは大人2,670円、小人1,330円で普通車は乗り放題。北陸、上越新幹線と各種の特急、グリーン車は別途、料金の追加が必要になりますが、使いようによっては本当にお得なきっぷです。

購入のポイントは「購入した駅から営業キロで71キロを超えるところに行きたい場合(地方交通線を使う場合は65キロを超える場合)」です。

ちなみに、フリーエリアは下の写真のとおりです。

JR東日本 休日おでかけパス

また、東京モノレールとりんかい線も使えるので、関東の端っこの方に住んでいる方は、いわゆる「コミケ」など、有明方面で行われるイベントに行く場合はかなりお得だと思います。

久里浜からフェリーで鋸山へ

JR戸塚駅にて

熊谷駅を5時12分に出発する始発の上野東京ラインにて、横須賀線の久里浜行きに乗るため、戸塚駅で乗り換えます。
この上野東京ラインは7時17分に到着して、横須賀線も7時17分に出発するというおもしろダイヤを展開するため、後発の電車で終点の「久里浜」へ向かいます。

JR久里浜駅

久里浜駅に到着しました。

さすが1月2日の朝とだけあり、お店はどこもやってません(笑)

ここからバスでフェリー乗り場に向かうのですが、せっかくの機会なので歩くことにしました。

横須賀市 尻こすり坂通り

面白い通りを見つけたので後学してみますと、この通りは坂がとても急で、声を出しながら登り、お尻をこすりながら下ることができなかったことからこの名前がついたそうですが、いまはそんな急ではないようです。

横須賀 マンホール

地中に埋められた電話線のマンホールも、こんな感じのタイルが貼られていてカワイイですね。

東京電力横須賀火力発電所

JR久里浜駅から東京湾フェリー乗り場までは約2キロ。

久里浜はペリーが来航したことで近代日本の幕開けとなりましたが、それを記念した記念館も公園もありましたが、急ぐ旅のため華麗にスルーしました。

上の写真は東京電力横須賀火力発電所で、写真の奥にある房総半島に向かうため、これからフェリーに乗ります。

久里浜から金谷(千葉県富津市)まではフェリーで40分。

その間とてもヒマなのでカモメやワシと一緒にフォトセッションです(笑)

今年で36にもなるオジサンがえびせんやポップコーンを放り投げてキャッキャしてるのもアレなので、はしゃいでる親子連れの脇で撮影。

カワイイしカッコイイので機会があったらまた今度やりたいと思います。

千葉県富津市金谷

金谷港からロープウェイ乗り場までも2キロぐらいあって、バスに乗ろうとも渋滞してるので、また歩きます。

やっぱ歩くとクルマでは発見できないいろんなことを見つけられていいですね。

でもちょっとかったるいので、機会があったらクロスバイクを持って輪行したいとおもいます。

この日の周辺の気温は11~12℃で、都心や秩父とはとても違いますね。

ただ輪行にはちょっと早いですね。3月ぐらいがよさそうでしょうか?

大島~伊豆~三浦~房総を一望

鋸山 パノラマ写真

ロープウェイ駅は大変混雑していたため写真は撮影できず、そうこうしているうちに到着しました(笑)

目の前は大パノラマ。写真右より大島、伊豆半島、富士山、三浦半島、みなとみらい、東京湾など一望できます。

怖すぎて足がすくめない鋸山

千葉県富津市にある鋸山(のこぎりやま)は、東京湾からの外見がノコギリのように見えることから名付けられ、正式名称は天地の意味をあらわす乾坤山(けんこんざん)と言います。

ここから採掘される石材(房州石という、頑丈で耐火性にも優れているんだそうです)は、横浜の軍港設備、早稲田大学や靖国神社にも一部が使用されているそうで、室町時代から続いた採石もつい最近、1982年には終了となり、このような観光資源になっています。

高さの距離感がつかめない「地獄のぞき」

この「地獄のぞき」など、鋸山の各種の観光スポットに入るには、日本寺というお寺に入るため、拝観料が必要になります。

鋸山の名スポットのひとつ、「地獄のぞき」は、高さが100メートルぐらいあるそうで、高所恐怖症の方にはちょっときついかもしれませんが、私もそのうちの一人です(笑)

もう、高すぎて足がすくめない程で「へぇ~こうなってるんだ、たっか!」ぐらいな気持ちでしたが、列の前に並んでいるお父さんは座っちゃってました(笑)

石切り場の跡もあり、この地獄のぞきを下から見たようすは、こんな感じです。

1枚目の明るくなっているところが「地獄のぞき」で、中央右側のへこんだ箇所が「百尺観音」です。

戦没殉難者や交通犠牲者供養のために昭和35年から6年かけて掘られ、陸海空の交通安全を守る本尊として崇められています。

鋸山はエリアの殆どが日本寺(にほんじ)の境内となっており、満足の行く散策には1時間半~2時間ほどかかりますが、お~っと、おどろくのは大仏さま。

日本一の大きさ(31メートル)を誇り、昭和44年に4年掛けて修復工事を行ったそうで、そのあともしっかり伺うことができます。

下山後は電車で

下山しながら散策しますとどこからともなく春の匂いが…下田にも咲いてましたが、水仙の花です。

春がきたなぁ~って感じがしますが、地元、秩父はまだ冬です。

下山後は日没まで時間があると思い、行きはフェリーだったから帰りは電車で移動しようと思いましたが・・・長いので短い後編へつづきます。

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